2012年01月06日

平松洋子さんの本




『夜中にジャムを煮る』/ほぼ日刊イトイ新聞 -担当編集者は知っている。

おんなのひとりごはん/筑摩書房


平松洋子さん、好きです。美味しさと美に溢れています。
ぽろぽろと食のエッセイを読んでいると、はっと気づくことが多々あります。

潔くてかっこよくて、でも描写は丁寧でたおやか。
風味や情景、香り、歯触りまでも伝わってくる感じ。

どんなことを書いていても、根底には「おいしく食べたい!」が流れていて、
とてもお腹が空きます。


韓国、アジアをはじめ世界の食文化も自分のものにしていて、和食、日本の精神と
の違いの解説なども面白いのです。

読み進めると、そうね、そうよねと頷くことが多くても実際結構できていない、
分かっちゃいるけど省略している大切なことに気づかされます。

そして無性に手を使って料理がしたくなるのです。
「手で作るおいしさ」を再認識させてくれます。



cb01.jpg


という訳で帰宅するなり、キャベツを手でちぎってみました!!
芯のところもぼきっと。クレソンも。快感です。

リンゴは切りましたけど。



cb01a.jpg cb01b.jpg


レホール(西洋わさび)をおろし、アップルバルサミコと塩、EXVオリーブオイル
もったりさせてドレッシングに。

大きなボウルの中で必ず手で!野菜とドレッシングを和えます。

これだけ。



cb02.jpg


手で混ぜると、ちょっと少ないかしら?という量のドレッシングがきちんと
葉の一枚一枚に絡んで馴染みます。

いろんな形の野菜が生き生きして、とても美味しいのです。


cb02b.jpg


生地をこねたり、ごはんを結んだり、トマトを潰したり、青菜を揉んだり…。
手を使うこそ得られる美味しさがそこにあります。

手抜きしないようにしたいものです。


使ったオイル:オラベ オーガニックオリーブ油

レストランレシピブログランキングへ ビールおつまみ ブログ村へ 金田油店へ
posted by 油売りエマ at 13:48| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 食 料理 レシピ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
たおやか。

素敵な言葉です。

そう生きていたいものです。

ああ、たおやかに・・・

なんか、すみませんです。。
Posted by ししむら at 2012年01月07日 02:27
ししむら様>

そうですね、すごくいい言葉ですよね。

自然体でしなやかというか、
目指して出来るものではないのかなと
思います。

私もそうしたいものですけど…なかなか。
Posted by エマ at 2012年01月10日 19:15
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック