
ご存知ですか清浄歓喜団(せいじょうかんきだん)。
なんとなくこうこうはくしだん(公侯伯子男)とか某国の喜び組を連想してしまいますが…。
由緒ある歴史ある貴重なお菓子でございます。

このやんごとない佇まい。
最初にいただいたのは、京都山中油店の貴美子姐さんから。
そう、ここに載せるということは、油と密接なつながりがあるのです。

胡麻油で20分揚げてある揚げ菓子なんですね。
しかも奈良時代に唐から伝わったお菓子なんですよ!
まさに和菓子のご先祖様と言うべきお菓子です。
原料は、米粉、小麦、小豆餡、桂皮末、胡麻油。
シナモン?以外にも何かすごい芳香が…。
あ、”こしあんに「清め」の意味を持つ7種類のお香を練り込み”と書いてありました。
清浄歓喜団|亀屋清永

硬い表面を底から指でぐぐっと押し割りますと、中からは餡子が。
ちょっとボロっとなっちゃいましたけど…。

がりっと芳ばしい胡麻香漂う生地に、すごい芳香の餡。
強烈なインパクトです。
お香が少し薬っぽく感じるような気もしますが、当時のことを想うと
大変貴重で高価な、栄養たっぷりの献上品だったのですよね。
すごいです、こういうものを作り続けるお店も素晴らしいですね。
日本橋三越で買いました。
見つけたら、薀蓄と共に広めていきましょう〜!
今日は胡麻油の揚げ菓子のご紹介でした。
あ、カテゴリーどうしましょ、レシピじゃないので…「お取り寄せ」に
入れておきます。
亀屋清永 (和菓子 / 祇園四条駅、三条京阪駅、東山駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0



食べる時にちょっと緊張感持ちそう
こっちにも売っていたら
買ってみます。
すごいネーミングですよね。
うやうやしくいただく感じですよ。
京の都のその昔、唐からの!!
是非体験してみてくださいねー。