2012年01月27日

清浄歓喜団

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ご存知ですか清浄歓喜団(せいじょうかんきだん)。

なんとなくこうこうはくしだん(公侯伯子男)とか某国の喜び組を連想してしまいますが…。
由緒ある歴史ある貴重なお菓子でございます。


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このやんごとない佇まい。
最初にいただいたのは、京都山中油店の貴美子姐さんから。

そう、ここに載せるということは、油と密接なつながりがあるのです。


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胡麻油で20分揚げてある揚げ菓子なんですね。
しかも奈良時代に唐から伝わったお菓子なんですよ!

まさに和菓子のご先祖様と言うべきお菓子です。

原料は、米粉、小麦、小豆餡、桂皮末、胡麻油。
シナモン?以外にも何かすごい芳香が…。
あ、”こしあんに「清め」の意味を持つ7種類のお香を練り込み”と書いてありました。


清浄歓喜団|亀屋清永


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硬い表面を底から指でぐぐっと押し割りますと、中からは餡子が。
ちょっとボロっとなっちゃいましたけど…。


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がりっと芳ばしい胡麻香漂う生地に、すごい芳香の餡。
強烈なインパクトです。

お香が少し薬っぽく感じるような気もしますが、当時のことを想うと
大変貴重で高価な、栄養たっぷりの献上品だったのですよね。


すごいです、こういうものを作り続けるお店も素晴らしいですね。
日本橋三越で買いました。

見つけたら、薀蓄と共に広めていきましょう〜!


今日は胡麻油の揚げ菓子のご紹介でした。
あ、カテゴリーどうしましょ、レシピじゃないので…「お取り寄せ」に
入れておきます。



亀屋清永和菓子 / 祇園四条駅三条京阪駅東山駅

夜総合点★★★★ 4.0




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ラベル:胡麻油 和菓子
posted by 油売りエマ at 18:34| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | お取り寄せ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
すごいお名前のお菓子なんですね
食べる時にちょっと緊張感持ちそう
こっちにも売っていたら
買ってみます。
Posted by rikko at 2012年02月02日 12:55
rikko様>

すごいネーミングですよね。
うやうやしくいただく感じですよ。

京の都のその昔、唐からの!!
是非体験してみてくださいねー。
Posted by エマ at 2012年02月02日 20:34
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