今話題のえごま油の産地として何度か訪問させていただきすっかり大好き
になった奥出雲町。
農家さん生産者さん一丸となって有機栽培で大切に育てられたエゴマ、そ
の生搾りの油は黄金色で美しい味わいです。
残念ながら最近の大ブームもあって、秋の収穫まで完売となってしまいましたが。
自治体の方々も温かく、県をあげてえごま栽培、有機栽培への取り組みに力を
入れようという意志を感じました。
そして感動したのは、地域でえごまを自家栽培してもらいそのエゴマを搾油して
還元、まず生産者さんから健康になってもらおうという「1人1a運動」の取り組み。
よく自分のとこで作ってるのは食べない、食べられないと聞きます。
それは農薬の問題、価格の問題いろいろだと思いますが。
生産者が自信を持って作り、自身がまず食べて健康を証明する、地域が活性化し
販売促進に繋がる、こういうプラスの連鎖は素晴らしいと思います。
この方々に映画「100年ごはん」を見てもらいたいなーと思ったのは去年の春でした。
大分県臼杵市の有機農業の記録映画なのですが、見ると100年前の何かが今を作り、
100年後の種を撒く立場にいる私達、子供の子供が暮らす世界に残したいものは…?
命に繋がる大切な食べ物、それを作る土について、いろいろな考え、想いが巡ります。
100年ごはん
http://100nengohan.com/
この素敵な映画を作ったのは胃袋繋がりの友人であり、当店のお客様でもあり、
西洋マナー教室の先生でもある大林千茱萸監督。
今日本各地で様々な形で上映会が開かれていて引っ張りだこの彼女ですが、
東京でのイベント時に奥出雲中村ファームの方にお引き合わせすることができました。
そして想いは実り、この度奥出雲町健康食品産業生産者協議会 MOHG(モーグ)主催
にて、奥出雲上映が決定!とても嬉しく思います。
前置きが長くなりましたが、4月18日(土)奥出雲カルチャープラザ仁田
にてどなた様も無料でご覧いただけます。
そしてなんと、基調講演は麻布大学の守口徹教授です!
日本脂質栄養学会副理事長でもある油の研究17年の大ベテラン、去年出た
Dr.クロワッサン「油」で健康になるでご一緒させていただきましたが、
今は雑誌やテレビ取材などでも大忙しのご様子です。
ご講演タイトルはずばり「今、油がのっています」!
絶対ためになる、油の話が聞けるはず、映画の後はもちろん大林監督のトーク
もあり、たっぷりの3時間皆様どうぞお誘いあわせの上お越しくださいませ。
私も楽しみに奥出雲に参ります!
〜奥出雲町合併10周年記念事業〜
オーガニック元年『100年ごはん』映画祭in奥出雲
↑クリックすると大きくご覧いただけます。
13時 〜 主催者挨拶 来賓挨拶
13:10 〜 基調講演 今、油がのっています 麻布大学教授 守口徹先生
14:00 〜 100年ごはん 上映
15:15 〜 大林千茱萸監督 ご挨拶
16:00 〜 終了
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えごまの里へ是非おいでくださいませ。
屋根の一部にえごま油が塗られている出雲大社参りもお忘れなく。